【原稿料はウォレットで】無料でもここまで楽しめる！ PSN活用術(後編)

※この文章は電撃ゲームス1月22日発売号に掲載されたものです。

主なコンテンツは基本的に無料！ かなりがんばっているPSNサービス

　その代表格というか、PSNのある意味象徴といえるコンテンツが『週刊トロ・ステーション』です。紹介するのも今さらすぎる感じがしますが、元は無料オンラインソフトウェア『まいにちいっしょ』内の1コーナーで、ゲームに関連したりしなかったりするネタを、トロ＆クロがおもしろおかしくお伝えするという内容でした。サービス開始以来、1日も欠かすことなく毎日更新を続け、昨年7月30日には“連続配信1000日間”の偉業を達成したゲームコンテンツとしてギネスブックに申請までされているスグレモノだったりします。

家電もすべてソニー製
(編)
液晶モニターの価格を調べるために某量販店に出かけたら、いつの間にかバイオの最新モデルを買っていた！　何を言っているのかわからねーと思うが以下略。　2009年11月11日より現在の形にリニューアルされてからは、さすがに週に1回の更新に変更されましたが、そのぶん1回ごとのボリュームがアップしており、あいかわらず見ごたえは十分です！　しかも、基本的に無料なので、とりあえずダウンロードしておくことをオススメします。ちなみに、有料会員の「プラチニャ会員」になると、会員専用ニュースやバックナンバーが自由に閲覧可能など、さまざまな特典を得られますが、30日間ごとに￥800(PS3/PSP共通、PSP限定の場合は30日間￥500・税込)の費用がかかるため、お得かどうかは判断の分かれるところ(1年間でパッケージソフトが1本買えてしまう……)。私の場合は特典目当てというより、無料会員のままだと空き地で暮らすことになるトロがあまりに不憫なので、つい毎月貢いでしまっていたりします。

遊びごたえ満点の体験版に 見ているだけで楽しいPVが満載！

　また、新作ソフトの体験版やプロモーション映像も、無料でダウンロードして楽しむことができます。無料だからといってあなどるこることなかれ、ゲームの魅力を知るには実際に触れるのが一番なのに決まっていますし、最近は製品版にセーブデータを引き継げる仕様の体験版も増えているので、興味のあるタイトルのものは片っ端からダウンロードすべし！

　ぶっちゃけ、しばらくはソフトを買わなくても十分楽しめるくらい、PS3・PSPともに体験版のラインナップは充実しています。また、最近は「東京ゲームショウ」などのイベントで公開された最新トレイラーなどの映像も即日配信されるので、こちらもぜひチェックしておきたいところ。新作・話題作が集中している今年の冬は、体験版やPVの配信量もハンパなく、1度ならず何度も内蔵HDD(私の場合は初期型なので60GB)の容量がパンパンになってしまったほどです。無料で配信されている壁紙やカスタムテーマも多いので、メニュー画面をイジってみるのも自由自在です!!

　PSストア以外にも、PS3ではオンライン・ユーザーコミュニティ「PlayStation Home」を無料で遊ぶことができます。“PS3の新しい遊び場”の触れ込みどおり、ユーザー同士でのコミュニケーションを楽しめるのはもちろん、ミニゲームなどに挑戦できるゲームスペースや“初音ミク”などが登場して話題を集めたイベントステージ、人気作の世界を再現した特別スペースなどが用意されており、プレイする者を飽きさせません。プレイヤーの分身・アバターの着せ替えや（人気作とのコラボ系アイテムを多数配布＆販売中）、パーソナルスペースのカスタマイズも、ついつい熱中してしまう楽しさ！

　さらにPSPユーザー向けのコミュニケーションツール「R∞M f or PlayStation Portable」も、2010年春にサービス開始予定です(こちらも基本は無料となる予定)。このように、無料のコンテンツだけでも非常に充実しているPSN。もし、まだ未体験のPS3＆PSPユーザーの方がいたら、ぜひ気軽にネットワークに接続してみてください。より充実したゲームライフを楽しめますよ!!